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あのときのハズレ講座が、今の私を作っているかもしれない話。

いがぐりこです。

 

もう、何年も何年も昔のこと。

 

わたしの心が荒んでて、スネまくっていた頃の話。

 

 

私は、とあるセラピー団体の、1日講座を受けに行った。

 

 

※画像はフリーサイトからダウンロードしたイメージ図ですよ(笑)

 

 

 

私は新参者で、講師は知らない方だったけど、

 

わたしはその団体のセラピーに興味があったので、

 

勇気を出して参加を決めた。

 

 

ところが。この講座。

 

 

なんと、

 

思いっきり「ハズレ」講座だったのだ。

 

そのセラピーの内容が「ハズレ」なのではなくて、

 

講師が「ハズレ」。

 

超ド級の「ハズレ」。

 

 

それまで、今で言う「カルチャースクール」の

 

裏方の仕事をしていた私にとって、

 

 

ぶっちゃけ、

 

その講師の講座は、目も当てられないほどに悲惨なものだった。

 

 

キンチョーしてるのか、終始、ドギマギとテンパっていた。

 

台本をただ読んでいるだけ。

 

なのに、テンパって、話があっちこっちに飛びまくる。

 

雰囲気がグダグダ。

 

自信がないのか、声が小さくて何言ってるのかよく聞き取れない。

 

 

 

わたしゃ、あんたの台本音読の練習を聞きに来たんじゃないよ・・・・。

 

いいから、スムーズに講座をすすめてくれ〜〜〜(ー_ー;)・・・・。

 

 

 

もちろん「場を和ませる」とか「参加者を巻き込む」とか「聴衆を惹きつける」とか

 

そういった生徒へのアプローチは全くなし。

 

台本音読にいっぱいいっぱいで、

 

そこまで気が回ってないみたいだった。

 

 

部屋に置かれた水晶のクラスター(←縁起担ぎか神頼みで置いたのか????)だけが

 

むなしく光り輝いていた。

 

 

 

わたしは、それまで仕事で数々の講師と接する機会があったが、

 

ここまで「ド素人」にお目にかかるのは、初めてだった。

 

 

わたしは、その団体のセラピーの基礎をなんとなく知って参加したが、

 

伝える人が下手っぴだと、

 

これほどまでにツマラナイ講座になるのか・・・と、

 

マジでビビった。

 

 

 

冒頭10分ほどで

 

「これは・・・ハズレ講師の回を引いたなぁ・・・。」と感じて、

 

わたしは、気づいたら、

 

『私がもし、講師だったら、この講座をどんな風に生徒さんに伝えるだろう?』とか、

 

『この話はここに持って来るといいのにな』とか、

 

『声のトーンはこんな感じで、もっとこんな風にしたいなぁ』とか、

 

 

完全に、上から目線で

 

自分が開催する講師側の立場になって、

 

脳内シミュレーションをしていた。

 

 

『この魅力的なセラピーを

 

どうしたらもっと世に広められるだろう?』

 

『どうやったら、もっと裾野の層を増やせるだろう?』…等、

 

 

そのセラピーのまるで管理職になったつもりで

 

脳内の妄想を繰り広げて1日が終わった。

 

 

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それからしばらくたって、

 

わたしは、リベンジすべく、

 

同じセラピー協会の、別講師の講座を受けたのだった。

 

 

リベンジしたその講師の講座は、

 

確か、そのセラピーらしさ溢れる

 

素晴らしい講座だったと思うが、

 

実は、今となっては、あまり覚えていない。

 

 

その後、しばらくたって

 

そのセラピーへの興味も冷めて飽きてしまった。

 

 

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時は流れ、現在。

 

まさか、自分がこうして

 

近い界隈で講師になるだなんて、思ってもいなかった。

 

 

 

 

わたしは、あの時の「ハズレ講師」のことを、

 

今でも時々思い出すことがある。

 

 

今、講座を「やる側」になって、ふと思うことがある。

 

 

あの講師。

 

グダグダでテンパっていた、あの講師。

 

 

あの講師のあの「ハズレ講座」を受けていなかったら、

 

わたしは今、

 

こうして講師業をやっていなかったんじゃないか?と思う時がある。

 

 

あの講師を見たから、

 

わたしは「ああ、これでいいのか。」と思えた。

 

 

あのハズレ講師だったからこそ、

 

「わたしが講師だったら、この講座をどんな風に生徒に伝えよう?」って

 

講師側の立場になって、考えた。

 

 

 

もしかしたら、あの日、あの時。

 

 

「わたしが講師だったら、この講座をどんな風に生徒に伝えよう?」

 

 

そう、「仮定の話」として、講師業に想いを馳せた瞬間から、

 

私が今こうして講師になることが決まっていたんじゃないか?と思う。

 

 

 

あのときの「講師になった妄想」がなかったら、

 

わたしは講師になっていなかったんじゃないか。

 

 

 

 

 

あの日あの時。

 

 

もし、一発目から素晴らしい達人レベルの講師に出会っていたら、

 

きっと私は、

 

自分が講師の立場になるだなんて、

 

おこがましくて妄想すらできなかったと思う。

 

 

 

世の中、何が人生の引き金になっているかなんて、わからないものである。

 

 

もしかしたら、

 

わたしが今、講師をしていられるのは、

 

あのときの「ハズレ講師」のおかげなのかもしれない。

 

 

 

 

 

〇〇セラピーの、□□さん、ありがとう。

 

あなたのおかげで、私はいま、

 

心屋塾の認定講師をしています。

 

 

□□さんは今頃、何をしているでしょうか。

 

 

 

 

 

・・・・・と思って、Google検索してみたら、

 

どうやら、その協会のけっこう上の人になっていた・・・・・・。

 

 

 

もしかしたら、当時、わたしが単に拗ねていただけで、

 

あの「ハズレ講座」は、

 

参加者に勇気と可能性と未来を与える、

 

すごい講座だったのかもしれない。

 

栗林あや(いがぐりこ)

栗林あや(いがぐりこ)

心屋認定講師。ジャージコバ事務局所属。 イベント企画運営、大手ホテル営業を経て、 現在は心屋認定講師として、師匠・心屋仁之助より直接伝え受けた「心屋リセットカウンセリング」の手法を使って、 静岡県を拠点に、東京・京都などで、カウンセリングやセミナーを開催している。 36才。既婚女性経産婦。 旦那の実家で三世帯同居をしながら、9才、6才、5才の3人娘の子育てに奮闘中。 <公式ブログ>http://ameblo.jp/iga-gurico

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