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NLPセールス理論で営業の達人に公開!ものすごい 販売説得術 その2

否定語を追放して前向きになろう

 

セールスマンのみなさんに心得ておいていただきたい第二の点は、「否定思考をするな」ということだ。

 

一番嫌われるタイプのセールスマンを私は「モヒカン族」と名づけた。

モんくが多く、ヒねくれていて、カンじが悪い連中だ。

 

モヒカン族は「うちの商品は高いから売れないんだ」と文句ばかり言い、食事に誘えば
「俺、おなかすいてないから」と断る。お客さんとゴルフに行けば、「ここの芝生は手入れが悪い」
などと、よけいなことを口にする。全部、否定志向なのである。これでは、周りの人はウンザリする。

 

実は、セールスマンで最もいけないのは否定志向なのである。「うちの会社は小さいからダメだ」とか「俺の力では無理だ」とか、勝手に自分で限界をつくってしまう。だから、その限界を超えられない。

 

しかし、みなさん、考えていただきたい。場合によっては、誰だって自分でも驚くほどの力を発揮できるのだ。

 

たとえば、ここに100万個のカラオケセットがあったとする。
これを「本日中に売れ」と言われたら、みなさんは「そんなことできない」と答えるだろう。
しかし、もしもこのカラオケセットを本日中に売らなければ、みなさんもみなさんの家族も
全員殺されてしまう、という状況だったとしたらどうだろうか。
「できるかどうかわからないけど、やってみよう」「やるしかない」と思うだろう。
そして、実際、カラオケセットの販売に成功するかもしれない。

 

ということは、私たちはほんとうはそれだけの力を持っているのだ。「できない」という思い込みが実力を発揮する妨げとなっている。
自分の心の中にある否定敵な思い込みを捨てること、それが自分の枠を超えて前進するための第一歩である。

 

具体的には、否定語を使わないように心がければ、否定思考から肯定思考へと脱皮できる。
否定語の永久追放がセールスマンとして成功するための必須条件なのだ。

 

さらに、消極的な表現もできるだけ避けたい。

 

たとえば廊下で社長とすれ違い、「調子はどう?」と聞かれたとき、みなさんはどう答えるだろうか。

 

「まあまあです」とか「ぼちぼちです」という人が多いだろうが、
これでは社長は寂しく感じる。「絶好調です!」と言えれば最高だが、成績が悪い場合はそうも言いにくい。


「これからどんどん売りますよ」と答えるのがよいだろう。すると、「お、こいつ、やる気があるな。頼んだぞ」と社長は頼もしく思うはずだ。
「言葉は現実をつくる」のである。「頑張るぞ」と自分に言い、人に言えば、本当に頑張るエネルギーが沸いてくる。そこから行動が始まり、現実が変わっていくのだ。


私の知人のoa機器メーカーの部長さんは、「人間で一番大切なのは、やる気だ」とおっしゃっていた。私も賛成である。やる気を出して一生懸命頑張っている姿は美しい。

 

セールスマンの「頑張る」とは、お客さんのためにこまめに働くことだ。その様子を見てお客さんは「あんなに一生懸命やっているのだから、何とかしてあげたい」と思う。そう思ったお客さんが注文をしてくれるのである。


過去のことにとらわれて、グジュグジュしていてはいけない。うまくいかない理由ばかりあげつらって、否定思考をしてはいけない。前向きな気持ちでどんどんチャレンジしていけば、行動範囲も広くなるし、多くの人に出会える。肯定思考こそが人生に成功する秘訣なのだということを、私自身、六〇年の人生で学んできた。

箱田忠昭

箱田忠昭

著書 「できる人」の話し方&人間関係の作り方 これだけは知っておきたい「セールストーク」他 100冊以上 日本コカコーラの広告部マネージャー、エスティ・ローダーのマーケティング部長、パルファン・イヴ・サンローラン日本支社長を歴任。 プレゼンテーション、ネゴシエーション、セールス、時間管理等のコミュニケーションに関するプロとして、数十冊の著書と年間300回にも及ぶ研修、講演を行う。 温かみがあり、効果があると評判の講演、研修はリピートする企業も多く、講師として人気は8年連続No.1。 ・ インサイトラーニング株式会社を設立、代表取締役。 ・ マーケティング研究協会顧問 ・ 日本プレゼンテーション協会理事長 ・ 日本サーフィンインストラクターズ協会公認サーフィンインストラクター ・ デ−ル・カーネギー・コース公認インストラクター

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