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リーダーシップを身につけて、自分を高める正しい方法は?

「独立」と「リーダーシップ」は、一見関係が薄い言葉のように思えます。

 

でもそれは、「リーダーシップ」という言葉の持つ意味に気付いていないだけかもしれません。

最新のリーダーシップ理論を紐解きながら、今のあなたに必要な「リーダーシップ」を身につけていきましょう。

 

まずは想像してみましょう

どうも、わしじゃよ。

 

リーダー、というと、どんな人間を思い浮かべるかの?

 

直訳すれば「指導者」「統率者」という意味合いを持つこの単語。

組織の先頭に立ち、率いたメンバーに的確に指示を出し、目的達成のために尽力するカリスマ……というのが社会人のイメージする一般的なリーダー像じゃろうな。

 

じゃがそれは「古い」解釈に基づくイメージじゃ。

 

現代では、「リーダー」及びそこから派生した「リーダーシップ」も、若干意味合いが変わってきておる。そしてそれは、これから「独立・起業」しようというお前さんにも、関係のない話ではない。

 

と、言うわけで、「リーダーシップ理論」を通して今のお前さんに必要な「リーダーシップ」について考えてみよう。

 

「リーダーシップ」とはそもそも何?

 

独立してしまえば、共同経営でない限りお前さん自身がリーダーで、チームメンバーじゃ。

じゃから「リーダーシップ」が必要なんじゃ。

 

……などという雑な結論ではないから安心してほしい。

 

そもそも「リーダーシップ」という言葉には、適切な訳語がないとされておる。

そんなバカな!

と思うかもしれんが、日本語や英語といった言語とは、それを使う民族の風土や生活習慣、その他さまざまな要因によって自然発生的に生まれるものじゃ。

 

「太陽」や「石」のような物質ならともかく、「リーダーシップ」のような概念的な言葉はなかなか他言語に一対一で翻訳することはできん。カタカナのまま使われておる時点でなんとなく察することができるじゃろう?

 

じゃが、「リーダーシップ」に適切な訳語がないのは、それが時代とともに変化している言葉じゃということも関わっておる。

 

先ほども述べたように、言語とは自然発生的に生まれるものじゃ。

ということは、使う者たちが変わっていけば、意味合いが変わることも往々にしてある。

 

日本語にも昔と今とでは意味の違う言葉というのが結構あるじゃろう?

 

成り立ちから見るリーダーシップ

「リーダーシップ」のもととなる言葉は、古代ギリシアの時代からあったとされておる。

「君主」という民を率いるものがいるということは、その資質としてこの言葉が生まれたのは当然じゃろう。

 

当時この言葉は、「他者を率いる上で必要な指導力、魅力」すべてを含み、「生まれ持った資質」であるとされておった。

 

そして驚くべきことに、20世紀半ば頃までほぼそのままじゃった。

 

しかし18世紀半ば頃に産業革命が起こり、資本主義の考えが広まった。20世紀に入り企業が社会経済の重要な位置を占めるようになると、企業という小さな組織においても「チームを率いていく」人間が重要になってきた。やがてリーダーを「作る」ことはできまいか、と考えるようになったのじゃ。

 

そこで、古代ギリシアの時代までさかのぼってさまざまなリーダー……つまり世界中の指導的立場の人間の性格、考え方、行動などを分析するようになった。

 

これが「リーダーシップ理論」の始まりじゃな。

 

リーダーシップは才能ではない!

その「リーダーシップ理論」によると、リーダーとは必ずしも生まれ持った資質に拠らない、とされた(まあ、そうでないと困る、という時代背景があったのは大きいが)。

 

それによって「リーダー」の定義に変化が生じた。つまり、「リーダーは作れる!」というわけじゃな。

 

そこから「リーダー」及び「リーダーシップ」は細分化され、具体化された。

20世紀末で「リーダーシップ」と言えば、経済学者のピーター・ドラッカー(「マネジメント」の著者と言えば日本人には通りが良いじゃろうな)の定義が一般的じゃ(――と言いたいが、日本ではそこまで一般には広まってはおらんようじゃな)。

 

曰く、

「リーダーシップ」とは、仕事における「目標」を定め、自らも率先してその達成のために動くことであり、「責任」を負うことで組織の前進を妨げる「失敗への恐れ」を引き受け、結果として「信頼」を勝ち得る力

ということだそうじゃ。

 

「魅力」のような個人の「資質」ではなく、「行動」によって人をまとめ、結果を導く「技術」じゃ、とな。

 

そして21世紀の現在、さらに新しい「リーダーシップ」の形が提唱されておる。

その名も「サーバント(従者型)リーダーシップ」じゃ。

 

これまでの「リーダーシップ」と言えば、程度の差こそあれ人の「前」に立って結果に向かっていたのに対し、こちらはメンバーに奉仕や支援をすることで、いわば後ろから支える形で目的を達成させるタイプじゃ。

 

引き合いとして適切かどうかはともかく、わしはこの話を聞いて真っ先に山本五十六氏の「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」という言葉を思い出したわい。

 

まとめ ~起業家に必要な「リーダーシップ」とは~

駆け足で「リーダーシップ理論」を説明してきたが、現代の「リーダーシップ」に共通しておるのは、向かうべき「目的」を明確にし、人に伝えることができるという能力であり、技術であるという点じゃ。

 

もちろんそれは今目指しておる「独立・起業」や、当面の売り上げといった近い「目的」はもちろん、事業として目指すべき方向性についても同じように他者、つまり取引先や顧客に理解してもらうために必要な、総合的な能力じゃ。

 

「私にはリーダーシップがない」「俺にはリーダーシップなんかいらない」と思っておったなら、自分に向いた「リーダーシップ」の形を探してみてはどうじゃろう。

 

自分を高めるとは、必ずしも足りないものを埋めることを意味しない。

今できることを伸ばしてやることで身に着けることができる「リーダーシップ」があると、わしは思うぞ。

ともきち博士

ともきち博士

講師のブランディング、マーケティング、起業のノウハウに優れた見識を持つ博士。 好きな食べ物はバナナ。

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